NBA、条件付きで陽性者の隔離期間を短縮 報道
発信地:ニューヨーク/米国
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【12月28日 AFP】米プロバスケットボール協会(NBA)は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の検査で陽性反応を示した無症状の選手とコーチについて、ワクチン接種済みであることを条件に隔離期間を10日間から6日間に短縮すると、同国スポーツ専門チャンネルESPNが27日に報じた。
ESPNはNBAが各チームに送った通知書を入手した。それによると、リーグと選手協会(NBPA)は、新型ウイルス対策規定の対象となった選手を早期に復帰させる方針で合意。現行通り、24時間以上の間隔を空けて2度の陰性が確認された場合も、隔離を解除される。
米疾病対策センター(CDC)は同日、新型ウイルス陽性者に推奨している隔離期間について、無症状の場合は10日間から5日間に短縮すると発表していた。
NBAは現在、記録的な新規陽性者数の対応に追われている。ESPNによれば、今シーズンに入って新型ウイルス対策規定の対象となった選手は214人に上り、そのうち201人が今月中、170人がここ2週間で記録された。
また、26日には1日当たりでは今季最多となる28人が対象になり、23日のそれまでの過去最多を10人以上上回ったという。
リーグはクリスマス明けから検査件数を増やしている。(c)AFP