【12月17日 AFP】米プロバスケットボール協会(NBA)は、今月に入ってリーグ内で新型コロナウイルス対策規定の対象になった選手が計52人に急増していることを受け、感染対策を強化する方針を打ち出したと、16日に米スポーツ専門チャンネルESPNが報じた。

 NBAの新たな規定では、選手とスタッフに対して検査回数の増加とマスク着用が求められることになった。

 検査は26日から2週間にわたって毎日実施されることになっており、選手は試合前にも検査を受ける。ただし、新型ウイルス感染症から回復したばかりの選手については、試合前の検査は免除されるという。

 また、ベンチや練習施設にいる間やチーム遠征の際には、選手とスタッフに対してマスク着用が義務付けられることになっている。

 NBAでは最近、ブルックリン・ネッツ(Brooklyn Nets)やシャーロット・ホーネッツ(Charlotte Hornets)、シカゴ・ブルズ(Chicago Bulls)、ロサンゼルス・レイカーズ(Los Angeles Lakers)、サクラメント・キングス(Sacramento Kings)で新型ウイルスの流行が拡大している。(c)AFP