【12月19日 AFP】21-22スペイン1部リーグは18日、第18節の試合が行われ、FCバルセロナ(FC Barcelona)は19歳のニコ・ゴンサレス(Nico Gonzalez)が終了間際に決勝点を挙げて3-2でエルチェ(Elche CF)を下し、4位争いに食い込んだ。アトレティコ・マドリード(Atletico de Madrid)は1-2でセビージャFC(Sevilla FC)に敗れた。

 初先発した22歳のフェラン・ジュグラ(Ferran Jutgla)の得点で先制したバルセロナは、その後17歳のガビ(Pablo Martin Paez Gavira 'Gavi’)が加点して本拠地カンプ・ノウ(Camp Nou)で2点リードした。

 しかしエルチェは、60分過ぎの約90秒間にテテ・モレンテ(Tete Morente)とペレ・ミジャ(Pere Milla)が立て続けに得点し追いついたが、バルセロナはニコがチームを勝利に導いた。

 なお、ガビは17歳135日とクラブ史上3番目の若さでリーグ戦初ゴールをマーク。これはリオネル・メッシ(Lionel Messi)の17歳331日よりも若い。

 アトレティコが同日、敵地エスタディオ・ラモン・サンチェス・ピスフアン(Estadio Ramon Sanchez Pizjuan)で88分にルーカス・オカンポス(Lucas Ocampos)に決勝点を許し、セビージャに1-2で敗れリーグ戦3連敗を喫したため、4位以内を目指すバルセロナにとって大きな意味を持つ勝利となった。

 これでバルセロナは、4位ラージョ・バジェカーノ(Rayo Vallecano)と3ポイント差、5位アトレティコと2ポイント差の7位につけた。バルセロナはラージョより試合の消化が一つ少ない。

 2位セビージャは、19日にカディス(Cadiz CF)と戦う首位レアル・マドリード(Real Madrid)との勝ち点差を5に縮めている。(c)AFP