【12月16日 AFP】21-22ドイツ・ブンデスリーガ1部は15日、第16節の試合が行われ、ボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)はアーリング・ブラウト・ハーランド(Erling Braut Haaland)の2得点などで最下位グロイター・フュルト(SpVgg Greuther Fuerth)を3-0で下し、首位バイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)との差を6ポイントのままとした。

 前半にPKで先制点を決めたハーランドは82分、ユリアン・ブラント(Julian Brandt)のFKにヘディングで合わせてリードを広げると、試合終了間際には再びブラントのパスから途中出場のFWドニエル・マレン(Donyell Malen)がゴールを決めた。

 ハーランドは、本拠地ジグナル・イドゥナ・パルク(Signal Iduna Park)でまたしても輝き、今季の公式戦での成績を15戦19得点にまで伸ばした。

 ホームで快勝したドルトムントは、前日にVfBシュツットガルト(VfB Stuttgart)に5-0で大勝し、10連覇に向けて順調に進んでいるバイエルンとの勝ち点差6を守った。

 ホームで1899ホッフェンハイム(1899 Hoffenheim)と2-2で引き分けた3位バイヤー・レバークーゼン(Bayer Leverkusen)に、ドルトムントは6ポイント差をつけている。

 一方、フランクフルト(Eintracht Frankfurt)は鎌田大地(Daichi Kamada)に今季のリーグ戦初ゴールとなる決勝点が生まれ、ボルシア・メンヘングラッドバッハ(Borussia Moenchengladbach)を3-2で下した。

 日本代表MFの鎌田は最初のコントロールで帰陣する相手DFを突破すると、プレッシャーをかけられながらもゴールの隅にシュートを流し込んだ。

 6試合出場したヨーロッパリーグ(UEFA Europa League 2021-22)のグループステージでは3ゴールを決めていた鎌田のリーグ戦今季初得点で勝ち越したフランクフルトは、トゥタ(Lucas Silva Melo 'Tuta')が2枚目のイエローカードを受けて退場となり、残り20分を10人で戦った。

 フランクフルトは7位となっているが、12日のレバークーゼン戦で見事な勝利を収めたこともあり、4位とはわずか3ポイント差となっている。(c)AFP/Ryland JAMES