【11月28日 AFP】21-22スキージャンプW杯は27日、フィンランドのルカ(Ruka)で男子個人第3戦が行われ、小林陵侑(Ryoyu Kobayashi)が今季初優勝を果たし、日本男子歴代最多となるW杯通算20勝目を挙げた。

 2018-19シーズンの総合王者に輝いた25歳の小林は、2回目に最長不倒の143メートルをマークして合計324.5点を獲得し、アンゼ・ラニセク(Anze Lanisek、スロベニア)に5.6点差で逆転優勝した。3位にはラニセクと14.5点差でマルクス・アイゼンビヒラー(Markus Eisenbichler、ドイツ)が入った。

 来年の北京冬季五輪で自身初のメダル獲得を目指す小林は、今年3月にスロベニアのプラニツァ(Planica)で行われたフライングヒル以来となる勝利を収めている。

 日本勢は佐藤幸椰(Yukiya Sato)が10位、中村直幹(Naoki Nakamura)が14位で、伊東大貴(Daiki Ito)、佐藤慧一(Keiichi Sato)、小林潤志郎(Junshiro Kobayashi)は2回目に進めなかった。(c)AFP