【10月8日 AFP】スキージャンプの現五輪女王で通算2度の世界選手権(FIS Nordic World Ski Championships)制覇を誇るマレン・ルンビー(Maren Lundby、ノルウェー)は7日、「体の変化」を理由に来年開催される北京冬季五輪を欠場すると明かした。

【写真10枚】高梨沙羅が銀メダル ノルディック世界選手権LH

 27歳のルンビーはノルウェーの国営テレビ・ラジオNRKで、「スキージャンプはあらゆることが要求される競技で、体重もその一つ。私の体は最近自然に変化していて、北京で調子をピークに持っていくために全てを犠牲にすることは望まない」と涙ながらに説明した。

 さらに「ジャンプしたいから苦渋の決断ではあるけれど、今季は無理がある」とし、「(自分の)健康に関して良い感触」かどうかを最優先にすると付け加えた。

 ルンビーは2018年平昌冬季五輪と2019年、2021年の世界選手権で金メダルに輝き、W杯でも通算30勝を記録している。(c)AFP