■「これからどうなるのか」

 炭鉱の閉鎖はブルガリア全体に影響を及ぼすことが予想される。「炭鉱労働者だけではなく、彼らに頼っているすべての人々に影響する。うちの車の整備士も不安がっている」とディネフさん。

 同じ地区で20年近く働いている電気技師のジフコ・デメルジェフ(Zhivko Demerdzhiev)さん(40)も「楽観できない状況です」と語る。妻も炭鉱で経理の仕事をしている。

 二人は毎朝、夜が明ける前に起床し、午前5時50分のバスに乗る。夕方、3人の娘を学校から連れ帰る時は保護者の中で最後だ。

「あらゆる類いの情報やうわさが飛び交っています」とデメルジェフさん。「これからどうなるのか、はっきりした見通しが欲しい。炭鉱が閉鎖してから働き口があるのかどうかも」 (c)AFP/Rossen BOSSEV