【11月12日 AFP】男子テニス、ATPファイナルズ(ATP Finals 2021)のラウンドロビンのグループ分けが11日に発表され、世界ランク1位のノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)はステファノス・チチパス(Stefanos Tsitsipas、ギリシャ)と同組に入った。両者の対戦は、名勝負を繰り広げた6月の全仏オープン(French Open 2021)決勝以来となる。

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 イタリア・トリノ(Turin)で14日から21日まで開催されるシーズン最終戦で、ロジャー・フェデラー(Roger Federer、スイス)と並び歴代1位となる通算6度目の優勝を目指すジョコビッチは、チチパスのほかアンドレイ・ルブレフ(Andrey Rublev、ロシア)とキャスパー・ルード(Casper Ruud、ノルウェー)と同じグループで戦う。

 今年のローラン・ギャロス(Roland Garros、全仏オープン)決勝でジョコビッチは、2セットダウンからの逆転勝ちでチチパスを退け、同大会で2度目のタイトル獲得を達成。オープン化以降、すべての四大大会(グランドスラム)を2回以上制した初の男子選手となった。

 一方、世界2位で前回覇者のダニール・メドベージェフ(Daniil Medvedev、ロシア)は、アレクサンダー・ズベレフ(Alexander Zverev、ドイツ)、マッテオ・ベレッティーニ(Matteo Berrettini、イタリア)、ホベルト・ホルカシュ(Hubert Hurkacz、ポーランド)と同じグループとなった。

 ATPファイナルズ、ラウンドロビンのグループ分けは以下の通り。

グリーングループ:ノバク・ジョコビッチ、ステファノス・チチパス、アンドレイ・ルブレフ、キャスパー・ルード

レッドグループ:ダニール・メドベージェフ、アレクサンダー・ズベレフ、マッテオ・ベレッティーニ、ホベルト・ホルカシュ

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