【9月22日 AFP】21-22スペイン1部リーグは21日、第6節の試合が行われ、アトレティコ・マドリード(Atletico de Madrid)は後半アディショナルタイムの決勝点を含む2得点を挙げたルイス・スアレス(Luis Suarez)の活躍で、10人のヘタフェ(Getafe CF)に2-1で勝利した。

 ヘタフェはハーフタイム直前にステファン・ミトロビッチ(Stefan Mitrovic)が先制点を挙げたものの、74分にカルレス・アレニャ(Carles Alena)が退場処分を受け、試合が一変した。

 するとアトレティコはその4分後、スアレスがマリオ・エルモソ(Mario Hermoso)のパスを受けると左足でゴールネット上部に突き刺さる同点ゴールを決め、さらに時計の針が90分を指す中、シメ・ヴルサリコ(Sime Vrsaljko)のクロスにスアレスが今度は頭で合わせて逆転ゴールを挙げた。

 前週末にアスレティック・ビルバオ(Athletic Bilbao)と引き分け、首位レアル・マドリード(Real Madrid)に勝ち点2差をつけられていたアトレティコは、長い時間説得力に欠けるパフォーマンスだった。

 アトレティコのディエゴ・シメオネ(Diego Simeone)監督は「前半は動きやダイナミズムに欠け、相手のゴールが決まるまで試合は活気がなかった」とすると、「後半は試合にリズムが生まれ、より激しさも出て、攻撃はより効率的になった」と振り返った。(c)AFP