【9月22日 AFP】フランス・リーグ1のパリ・サンジェルマン(Paris Saint-GermainPSG)に所属するFWリオネル・メッシ(Lionel Messi)が、膝の負傷を理由に22日のメッス(FC Metz)戦を欠場する見通しとなった。PSGのマウリシオ・ポチェッティーノ(Mauricio Pochettino)監督は、前週末に行われたオリンピック・リヨン(Olympique Lyon)戦でメッシを途中交代させるという驚きの采配を下した本当の理由が、このけがだったと明かしている。

 PSGによれば、2-1で勝利した19日の試合で左膝を痛めたメッシは21日にMRI検査を受け、骨挫傷の疑いがあることが分かったという。

 34歳のメッシは交代の際、ポチェッティーノ監督からの握手を拒否したように見えた。

 試合後けがについて言及することなく、自身の采配の正しさを主張したポチェッティーノ監督だが、この日は同点の状況でメッシをベンチに下げたのは同選手のけがが理由だったと認めた。

 ポチェッティーノ監督は記者団に対し、「われわれはタッチラインで常に選手に目を向け、試合の中で起きていることに注視している。レオ(メッシの愛称)が膝を気にしているのが分かった」と語った。

「選手の健康がいつだって最優先。今回のケースでは彼を交代させることが最善だと考えた」

「偉大なチャンピオンはいつだってピッチに立っていたいもの。それは理解できる」 (c)AFP