【8月10日 AFP】(更新)ロシア南部・北オセチア(North Ossetia)共和国の首都ウラジカフカス(Vladikavkaz)にある病院で9日、酸素供給用パイプが破裂し、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)患者9人が死亡した。ロシア通信社が当局の話として伝えた。

 保健当局によると、事故当時、病院の集中治療室には患者71人が入院しており、死亡した9人を含む13人が人工呼吸器を装着されていた。

 保健当局は、9人が酸欠により死亡したと説明。一方、北オセチア共和国のセルゲイ・メニャイロ(Sergei Minyaylo)暫定首長は、9人の肺にはすでに「90%の損傷」があったことから、事故が死の原因となったと断定するには時期尚早だと述べた。(c)AFP