【8月7日 AFP】東京五輪は7日、陸上女子4×400メートルリレー決勝が行われ、米国が優勝した。アリソン・フェリックス(Allyson Felix)は自身通算7個目の金メダルを獲得し、輝かしい五輪でのキャリアに終止符を打った。

 6日の女子400メートル決勝で3位に入り、陸上女子では五輪史上最多となる10個目のメダルを獲得したフェリックスは、3分16秒85を記録した「ドリームチーム」の一員として金メダルを手にした。銀メダルはポーランド、銅メダルはジャマイカだった。

 米国は世界新記録で400メートルハードルを制したシドニー・マクラフリン(Sydney McLaughlin)、同種目銀メダルのダリラ・ムハンマド(Dalilah Muhammad)、800メートルで優勝した19歳のアシング・ムー(Athing Mu)、そしてベテランのフェリックスというスターぞろいのラインアップでレースに臨んだ。

 5度目にして最後の出場となった五輪でフェリックスは、自身の陸上女子最多記録を更新する11個目のメダルを獲得。また、カール・ルイス(Carl Lewis)氏の10個を抜き、メダル獲得数は米国陸上史上最多となった。

 男子4×400メートルリレー決勝では、こちらも米国が金メダルを獲得し、今五輪のトラック種目を締めくくった。米国は2分55秒70を記録し、2分57秒18のオランダを2位、2分57秒27のボツワナを3位に抑えた。(c)AFP