ジェプチルチル金、ケニア勢が女子マラソン連覇 東京五輪
このニュースをシェア
【8月7日 AFP】東京五輪は7日、陸上女子マラソンが行われ、ケニアのペレス・ジェプチルチル(Peres Jepchirchir)が2時間27分20秒で優勝し、母国に2大会連続の同種目金メダルをもたらした。
世界ハーフマラソン選手権(World Athletics Half Marathon Championships)で2度の優勝を誇る27歳のジェプチルチルは、同胞のブリジット・コスゲイ(Brigid Kosgei)を2時間27分36秒の銀メダル、米国のモリー・セイデル(Molly Seidel)を2時間27分46秒の銅メダルに抑えた。
これでケニア勢は、2016年リオデジャネイロ五輪のジェミマ・スムゴング(Jemima Sumgong)に続き、五輪の同種目制覇を果たした。
東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会(Tokyo Organising Committee of the Olympic and Paralympic Games)は、高温多湿のコンディションを警戒し、前日にレースの開始時間を1時間前倒しの午前6時に変更した。
それでも、第17回世界陸上ドーハ大会(17th IAAF World Championships in Athletics Doha)を制したケニアのルース・チェプンゲティッチ(Ruth Chepngetich)ら多くのランナーが完走を果たせなかった。
その他の選手も、フィニッシュラインを通過する際には明らかに苦しそうな様子で、メキシコのウルスラパトリシア・サンチェス(Ursula Patricia Sanchez)はよろめきながらゴールした後、スタッフに付き添われていた。(c)AFP