【8月7日 AFP】東京五輪は7日、陸上の決勝種目が行われ、女子1万メートルではオランダのシファン・ハッサン(Sifan Hassan)が今五輪自身2個目の金メダルを獲得し、メダル3個で大会を終えた。

 エチオピア出身のハッサンは29分55秒32を記録。29分56秒18をマークした同じくエチオピア生まれでバーレーンのカルキダン・ゲザヘグネ(Kalkidan Gezahegne)を抑えて金メダルに輝いた。序盤レースを引っ張ったエチオピアのレテセンベト・ギデイ(Letesenbet Gidey)は30分01秒72で銅メダルだった。日本勢では広中璃梨佳(Ririka Hironaka)が31分0秒71で7位入賞を果たしている。

 男子1500メートルでは、ノルウェーのヤコブ・インゲブリクトセン(Jakob Ingebrigtsen)が五輪新記録の3分28秒32で優勝した。

 現欧州選手権(European Athletics Championships)王者で20歳のインゲブリクトセンは、先行したケニアのティモシー・チェルイヨト(Timothy Cheruiyot)をかわして金メダルに輝いた。チェルイヨトは3分29秒01で銀メダル、英国のジョシュ・カー(Josh Kerr)は3分29秒05で銅メダルを獲得した。(c)AFP