【7月31日 AFP】ワールドアスレティックス(World Athletics、世界陸連)の独立不正防止機関「アスレチックス・インテグリティ・ユニット(AIU)」は31日、女子短距離のブレッシング・オカグバレ(Blessing Okagbare、ナイジェリア)が薬物検査でヒト成長ホルモン(HGH)に陽性反応を示し、東京五輪で失格となったと発表した。東京五輪の陸上競技におけるドーピング処分は初めて。

 オカグバレは30日に行われた100メートル予選を組1位で通過していた。オカグバレが陽性反応を示した抜き打ち検査は、7月19日に行われたものだという。(c)AFP