【6月27日 AFP】テニス、バイキング国際イーストボーン(Viking International Eastbourne 2021)は26日、女子シングルス決勝が行われ、エレナ・オスタペンコ(Jelena Ostapenko、ラトビア)が6-3、6-3でアネット・コンタベイト(Anett Kontaveit、エストニア)を下し、約2年ぶりの優勝を果たした。

 現在の世界ランキングは43位となっている元全仏オープン(French Open)覇者のオスタペンコだが、2018年に4強入りした経験があるウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2021)では優勝を争える見込みも出てきた。

「これは始まりにすぎないと思う」というオスタペンコは、「この大会でのようなプレーを続けられれば、トップ10に復帰できると思う」と話した。

 一方の男子シングルス決勝では、第2シードのアレックス・デミノー(Alex De Minaur、オーストラリア)が4-6、6-4、7-6(7-5)の逆転で第3シードのロレンツォ・ソネゴ(Lorenzo Sonego、イタリア)に勝利し、グラス(芝)コートで自身初のタイトルを獲得した。

 この優勝でデミノーは、自身最高位の世界15位に浮上することも決まった。(c)AFP