【6月21日 AFP】女子テニス、ベット1オープン(bett1Open 2021)は20日、シングルス決勝が行われ、予選勝者のリュドミラ・サムソノワ(Liudmila Samsonova、ロシア)が1-6、6-1、6-3で大会第5シードのベリンダ・ベンチッチ(Belinda Bencic、スイス)を破り、ツアー初優勝を果たした。

 準決勝で元女王ビクトリア・アザレンカ(Victoria Azarenka、ベラルーシ)を撃破し、決勝に勝ち上がってきた世界106位のサムソノワは、この日もパワーテニスを武器に1セットダウンから逆転でベンチッチを倒した。

 22歳のサムソノワは、28日から始まるウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2021)のワイルドカード(主催者推薦)を試合後に獲得したと明かし、「本当にうれしい」と喜んだ。(c)AFP