【6月19日 AFP】12日に行われたサッカー欧州選手権(UEFA Euro 2020)の試合中に心停止を起こしたデンマーク代表のMFクリスティアン・エリクセン(Christian Eriksen)について、「手術が成功」し、退院したと同国サッカー協会(DBU)が18日に明らかにした。

 29歳のエリクセンに関しては、心拍数をコントロールするICD(植え込み型除細動器)を装着することになるとの発表が17日にあり、再びプレーできるかどうかは不透明となっている。

「手術はうまくいった。こうした状況下でも元気にしている」とのコメント文を出し、「たくさんのメッセージをありがとう。読んでとても感激している」と感謝したエリクセンは、首都コペンハーゲンの北に位置するヘルシンゲル(Helsingor)の代表の練習拠点でチームメートを訪問したという。今後は自宅に戻って家族と過ごすことになる。

 デンマークが欧州選手権で決勝トーナメント進出を果たすためには、21日に行われるグループ最終戦でロシアを倒さなければならない。(c)AFP