【6月9日 AFP】2022年サッカーW杯カタール大会(2022 World Cup)の南米予選は8日、各地で第8節の試合が行われ、ブラジルがネイマール(Neymar da Silva Santos Junior)の1ゴール1アシストでパラグアイに2-0で勝利し、予選全勝を維持した。

 ブラジルはネイマールの開始早々のゴールで先制すると、後半アディショナルタイムにルーカス・パケタ(Lucas Paqueta)が追加点を挙げて予選6連勝。2位アルゼンチンが引き分けたことで、勝ち点差を6に広げた。パラグアイは予選初黒星となり、本大会出場圏外に転落した。

 敵地でコロンビアと対戦したアルゼンチンは、後半アディショナルタイム4分に相手のミゲル・ボルハ(Miguel Angel Borja Hernandez)に同点ゴールを許し、2-2の引き分けに終わった。それでも無敗を維持したアルゼンチンは2位をキープし、コロンビアは大陸間プレーオフにまわる5位となっている。

 ペルーは敵地でエクアドルから2-1の勝利を収め、予選初勝利を挙げたが、順位は最下位にとどまっている。ウルグアイはベネズエラとスコアレスドローに終わったが、本大会出場圏内の4位に浮上した。チリは相手を圧倒しながらもホームでボリビアと1-1で引き分けた。(c)AFP/Barnaby CHESTERMAN