【5月29日 AFP】サッカーブラジル代表のFWネイマール(Neymar da Silva Santos Junior)は28日、米スポーツ用品大手ナイキ(Nike)が昨年スポンサー契約を打ち切った理由について、性的暴行疑惑に関する内部調査に同選手が協力するのを拒否したためと説明しているのは「ばがけたうそ」だと主張した。

 2017年にスペイン1部リーグのFCバルセロナ(FC Barcelona)から史上最高額となる2億2200万ユーロ(約297億円)の移籍金でフランス・リーグ1のパリ・サンジェルマン(Paris Saint-GermainPSG)に加入したネイマールは、ナイキの女性従業員に性的暴行を加えたとされる今回の疑惑で、スーパースターとしてのイメージに傷が付いている。

 ナイキは27日、同選手から関係を強要されたとする女性従業員の訴えに関して、ネイマールが調査に協力しなかったためスポンサー契約を終了したと明かしていた。

 ネイマールは自身のインスタグラム(Instagram)アカウントに、「自分と(ナイキ)の契約が終了したのは、調査に誠実に協力しなかったためというのはばかげたうそだ」と書き込み、「自分を弁護する機会を与えてもらえなかった。被害を受けたというこの人物が誰なのか知るチャンスはなかった。彼女のことは知らないし、この人物に関わったり近づいたりしたことは一度もない」とつづった。

 ナイキによると、事件は2016年に起きたとされているものの、会社に報告があったのは2018年になってからだという。現在29歳のネイマールが13歳のときからスポンサーとなっていた同社は、2020年8月に契約終了を発表した際、理由については明らかにしていなかった。

 同選手は2020年9月に独スポーツ用品大手プーマ(Puma)との契約が発表され、現在も同社の広告塔を務めている。(c)AFP/Jorge SVARTZMAN