【6月7日 AFP】世界ラリー選手権(WRC 2021)第5戦ラリー・イタリア(Rally Italia Sardegna 2021)は6日、最終日が行われ、トヨタ(Toyota)の世界王者セバスチャン・オジェ(Sebastien Ogier、フランス)がチームメートのエルフィン・エバンス(Elfyn Evans、英国)を2位に、ヒュンダイ(Hyundai)のティエリー・ヌービル(Thierry Neuville、ベルギー)を3位に抑えて優勝を果たした。

 WRC通算52勝目を挙げた総合首位のオジェは、今季全12戦のうち5戦を終えた段階で同2位につけるエバンスとの差を11ポイントに広げた。

「非常に良い週末だった」と振り返った37歳のオジェは、開幕戦ラリー・モンテカルロ(Rallye Monte-Carlo 2021)と第3戦ラリー・クロアチア(WRC Croatia Rally 2021)でも勝利しており、ラリー・イタリア制覇はこれが自身4度目となった。

 次戦は6月24日から27日まで行われる第6戦のサファリ・ラリー(Safari Rally Kenya 2021)となっており、ケニア開催は19年ぶりということで、ドライバーたちは未知の領域に突入することになる。(c)AFP