【5月13日 AFP】20-21イタリア・セリエAは12日、第36節の試合が行われ、ユベントス(Juventus)はサッスオーロ(US Sassuolo)を3-1で下して5位をキープし、来季の欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2021-22)出場権獲得の望みをつないだ。

 クリスティアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)とパウロ・ディバラ(Paulo Dybala)にクラブ通算100得点目が生まれ敵地で常勝街道に戻ったユベントスは、4位と1ポイント差につけている。

 前週末、ACミラン(AC Milan)相手にホームで0-3と完敗して4位から転落したユベントスは、残り2試合で新王者インテル(Inter Milan)とボローニャ(Bologna FC)と対戦する。

 11日に今シーズン限りでの退団を明かした43歳のGKジャンルイジ・ブッフォン(Gianluigi Buffon)は、15分頃にドメニコ・ベラルディ(Domenico Berardi)のPKを止め、セリエAでPKをストップした最年長の選手となった。

 一方のミランは、アンテ・レビッチ(Ante Rebic)のハットトリックやテオ・エルナンデス(Theo Hernandez)の2得点などでトリノ(Torino FC)を7-0で粉砕し、8シーズンぶりのチャンピオンズリーグ出場に向けて順調に進んでいる。

 残留争いを強いられているベネベント(Benevento Calcio)を2-0で下した2位アタランタ(Atalanta)から5位ユベントスまではわずか3ポイント差で、チャンピオンズリーグの出場権争いは激しいままとなっている。

 3位につけるミランはアタランタと勝ち点で並んでおり、4位ナポリ(SSC Napoli)とは2ポイント差になっている。

 インテルはホームでASローマ(AS Roma)に3-1で勝利。リーグ戦の無敗を20試合とし、ホームゲームではこれで15連勝となった。(c)AFP