【5月11日 AFP】スペイン1部リーグ、FCバルセロナ(FC Barcelona)のロナルド・クーマン(Ronald Koeman)監督は10日、前週末に首位アトレティコ・マドリード(Atletico de Madrid)とホームで引き分けたものの、チームのリーグ優勝を「いまだに確信している」と述べた。

 首位に立つ可能性もあったバルセロナだが、8日の試合が0-0のドローに終わったことで3位のままとなり、3試合を残して2位レアル・マドリード(Real Madrid)とともに2ポイント差でアトレティコを追いかけている。

 レバンテ(Levante)戦を11日に控えているクーマン監督は、記者会見で「われわれ次第という状況ではないが、もしこれ以上のミスを犯さなければ他のチームにプレッシャーをかけられる」とコメントした。

「最後の瞬間まで、優勝するために全力を尽くす」

「メンタル面とフィジカル面で最も強靱(きょうじん)なチームが優勝するのは間違いないが、全てのチームが力をやや失った状態でシーズン終盤を迎えている」

 一方、昨年8月にバルセロナの指揮官に就任したクーマン監督は、来季もチームを率いていられると思うと述べた。

「契約は2年残っており、私は来年も監督だと思っている」

 クーマン監督はまた、レアルやイタリア・セリエAのユベントス(Juventus)と同じく、欧州スーパーリーグ構想からの撤退を表明していないバルセロナに欧州サッカー連盟(UEFA)から処分が下るかもしれないことについて、コメントできる立場にいないと話した。

「私はスーパーリーグの問題に関与しなかったし、UEFAにいたわけでもない。これはUEFAの事案であり、彼らが処分を科すことができるのかどうか分からないが、現時点ではそのどちらにも興味がない」 (c)AFP