【5月9日 AFP】20-21スペイン1部リーグは8日、第35節の試合が行われ、FCバルセロナ(FC Barcelona)とアトレティコ・マドリード(Atletico de Madrid)は0-0で引き分け、レアル・マドリード(Real Madrid)に首位浮上のチャンスが回ってきた。

 今季残り4試合で全勝すれば連覇が決まるレアルは、9日に4位セビージャFC(Sevilla FC)との対戦を控えている。

 タイトル争いで注目を集める週末の大一番で、リオネル・メッシ(Lionel Messi)とルイス・スアレス(Luis Suarez)は、スアレスのバルセロナ退団後初めて顔を合わせてともにゴールに迫ったが、首位アトレティコと3位バルセロナはどちらも大きく前進することはできなかった。

 勝ち点1を分け合って首位アトレティコはレアルとの勝ち点差を3に開いた。しかし、レアルは1試合消化が少なく、アトレティコ、バルセロナとの直接対決の結果では上回っている。

 バルセロナは首位から2ポイント差となっているが優勝の可能性に大きな打撃を受けており、アトレティコとレアルがつまずくことが必要となっている。(c)AFP