【3月17日 AFP】建築界で最高の栄誉とされるプリツカー賞(Pritzker Architecture Prize)の2021年の受賞者に、フランス人建築家ジャン・フィリップ・バッサル(Jean-Philippe Vassal)氏(67)とアンヌ・ラカトン(Anne Lacaton)氏(65)が選ばれた。低予算ながら環境に配慮し、生活の豊かさを追い求める建築スタイルが評価された。16日、発表された。

 両氏は2014~2017年、1960年代に建てられた都市型集合住宅「Grand Parc」530戸に手を入れ、コストを抑えつつも、楽しげで持続可能なスペースへと作り替えた。2人には賞金10万ドル(約1100万円)が贈られた。(c)AFP