【2月19日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間18日午後8時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は243万693人に増加した。

【図解】新型コロナウイルス感染症:長引く症状

 これまでに世界で少なくとも1億985万7920人の感染が確認され、少なくとも6742万2400人が回復した。

 この統計は、各国の保健当局が発表した日計に基づいたもので、ロシアやスペイン、英国で行われた統計局による集計見直しの結果は含まれていない。

 検査の実施件数は流行初期と比べて大幅に増加しており、集計手法も改善したことから、感染が確認される人の数は増加している。だが、軽症や無症状の人の多くは検査を受けないため、実際の感染者数は常に統計を上回る。

 17日には世界全体で新たに1万1018人の死亡と39万322人の新規感染が発表された。死者の増加幅が最も大きいのは米国の2446人。次いでブラジル(1150人)、メキシコ(1075人)となっている。

 最も被害が大きい米国では、これまでに49万550人が死亡、2782万6891人が感染した。

 次いで被害が大きい国はブラジルで、死者数は24万2090人、感染者数は997万8747人。以降はメキシコ(死者17万7061人、感染者201万3563人)、インド(死者15万6014人、感染者1095万201人)、英国(死者11万8933人、感染者407万1185人)となっている。

 人口10万人当たりの死者数が最も多いのはベルギーの188人。次いでスロベニア(180人)、英国(175人)、チェコ(175人)、イタリア(156人)となっている。

 地域別の死者数は、欧州が81万7568人(感染3600万6514人)、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が64万8812人(感染2040万2142人)、米国・カナダが51万1970人(感染2866万242人)、アジアが24万9928人(感染1578万5961人)、中東が10万1585人(感染518万3827人)、アフリカが9万9883人(感染378万7300人)、オセアニアが947人(感染3万1941人)となっている。

 各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。(c)AFP