【2月2日 AFP】男子テニス、世界ランキング2位のラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)は2日、オーストラリアとの国別団体戦ATPカップ(ATP Cup 2021)初戦を、腰の張りを理由に欠場した。

 ナダルはこの日オーストラリアのナンバーワン、アレックス・デミノー(Alex De Minaur)と対戦予定だったが、来週開幕する全豪オープン(Australian Open Tennis Tournament 2021)へ向けて調整を進める中で休養を優先した。

 チームと話し合った末に決断したと明かしたナダルは、ギリシャと対戦する4日までに回復することを期待していると話している。ナダルの代役として、スペインの2番手のロベルト・バウティスタ・アグト(Roberto Bautista Agut)がデミノーと顔を合わせる。

 全豪オープンでロジャー・フェデラー(Roger Federer、スイス)を抜いて単独最多の四大大会(グランドスラム)通算21勝目を目指すナダルは、先月29日に豪アデレード(Adelaide)でエキシビションに出場し、ドミニク・ティエム(Dominic Thiem、オーストリア)に7-5、6-4で勝利していた。(c)AFP