【1月26日 AFP】アジア・サッカー連盟(AFC)は25日、新型コロナウイルスに伴う混乱が続いていることを理由に複数の国際大会を中止し、AFCチャンピオンズリーグ(AFC Champions League 2021)とAFCカップ(AFC Cup 2021)についてはグループステージの方式を集中開催に変更すると発表した。

 バーレーンとウズベキスタンで予定されていたサッカーのAFC U-16選手権(AFC U-16 Championship 2020)とAFC U-19選手権(AFC U-19 Championship 2020)のほか、フットサルとビーチサッカーの国際大会が取りやめになった。

 発表文によれば、これらの大会は「現在のパンデミック(世界的な大流行)を考慮し、不確実性とリスクの点から」中止になったという。

 昨年はカタールの「バブル」環境で行われたチャンピオンズリーグは今大会から出場チーム数が40クラブに拡大されることになっており、グループステージの試合は西アジアと東アジアのそれぞれ1会場で4月中旬に行われる。

 決勝トーナメント1回戦は9月13日から15日、準々決勝は同27日から29日にかけ、それぞれ一発勝負で開催される。また準決勝と決勝は2試合ずつ行われ、前者は第1戦が10月19日と20日、第2戦が同26日と27日に、後者は第1戦が11月21日、第2戦が同27日に予定されている。

 会場については発表されておらず、今月27日に行われるチャンピオンズリーグとAFCカップの組み合わせ抽選会の後から立候補が受け付けられる。(c)AFP