ベネズエラ、米国によるタンカー拿捕は「窃盗と拉致」と非難
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【12月21日 AFP】ベネズエラ政府は20日、米国による石油タンカー拿捕(だほ)は「窃盗と拉致」であるとの非難声明を発表した。
デルシー・ロドリゲス副大統領はソーシャルメディアに投稿した声明で「この行為は見過ごされない」とし、「この深刻な事件の首謀者は、その犯罪行為について、正義と歴史に対する責任を負うことになるだろう」と記した。
米政府は同日、ベネズエラ沖でここ2週間で2度目となる石油タンカーの拿捕を発表した。
米国土安全保障省は、拿捕した船は「センチュリーズ(Centuries)」だと明らかにしており、「米国の制裁対象の石油を運んでいる疑いがある」と述べている。
船舶の海上追跡を行う「タンカートラッカーズ」によると、センチュリーズは中国企業が所有するパナマ船籍のタンカー。同サイトによると、センチュリーズは今月初めにベネズエラの港で180万バレルの原油を積み込み、18日にベネズエラの排他的経済水域から護衛付きで出航した。
AFPの調査では、センチュリーズは米財務省の制裁対象リストには掲載されていない。
ベネズエラのイバン・ヒル外相は、ベネズエラ最大の同盟国の一つであるイランが、米国による「海賊行為と国際テロ」に対抗するため、「あらゆる分野」で支援を提供していると述べた。(c)AFP