【12月26日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間26日午後8時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は175万780人に増加した。

【図解】新型コロナ 各国のワクチン発注量

 中国で昨年12月末に新型ウイルスが最初に発生して以降、これまでに世界で少なくとも7975万8000人の感染が確認され、少なくとも5040万5700人が回復した。

 この統計は、各地のAFP支局が各国当局から収集したデータと世界保健機関(WHO)からの情報に基づいたもので、実際の感染者はこれよりも多いとみられる。多くの国では、症状がある人や重症患者にのみ検査を実施している。

 25日には世界全体で新たに8389人の死亡と48万5359人の新規感染が発表された。 死者の増加幅が最も大きいのは米国の1414人。次いでメキシコ(665人)、英国(570人)となっている。

 最も被害が大きい米国では、これまでに33万279人が死亡、1876万1363人が感染し、少なくとも629万8082人が回復した。

 次いで被害が大きい国はブラジルで、死者数は19万488人、感染者数は744万8560人。以降はインド(死者14万7343人、感染者1016万9118人)、メキシコ(死者12万1837人、感染者137万2243人)、イタリア(死者7万1359人、感染者202万8354人)となっている。

 人口10万人当たりの死者数が最も多いのはベルギーの165人。次いでスロベニア(121人)、ボスニア・ヘルツェゴビナ(119人)、イタリア(118人)、北マケドニア(115人)となっている。

 地域別の死者数は、欧州が54万3993人(感染2518万3892人)、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が49万5436人(感染1508万5477人)、米国・カナダが34万4999人(感染1929万5507人)、アジアが21万4966人(感染1366万777人)、中東が8万8512人(感染387万5731人)、アフリカが6万1930人(感染262万5723人)、オセアニアが944人(感染3万898人)となっている。

 各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。(c)AFP