【12月22日 AFP】(更新、写真追加)米製薬大手ファイザー(Pfizer)と新型コロナウイルスワクチンを共同開発した独製薬ベンチャーのビオンテック(BioNTech)の共同創業者は22日、英国で検出された同ウイルスの変異種について、自社ワクチンが有効である可能性は非常に高いものの、必要であれば変異種に特化したワクチンも6週間以内に開発可能だと明言した。

 ウグル・サヒン(Ugur Sahin)最高経営責任者(CEO)は「科学的には、このワクチン接種で得られる免疫応答で、変異種にも対応できる可能性は非常に高い」と述べた。

「原理上、メッセンジャーRNA技術の利点は、この新変異種を完全に模倣するワクチンの開発を直接始められることにある」とし、必要ならば「技術的には6週間以内に新しいワクチンを提供できる可能性がある」と話した。(c)AFP