【12月14日 AFP】(更新、写真追加)米国で14日、新型コロナウイルスワクチンの接種が開始され、ニューヨークの看護師が最初に接種を受けた。

 同日午前9時半(日本時間午後11時半)ごろ、米製薬大手ファイザー(Pfizer)と独バイオ医薬品企業ビオンテック(BioNTech)が共同開発したコロナワクチンの接種を同国内で初めて受けたのは、救命救急を担当する看護師のサンドラ・リンゼイ(Sandra Lindsay)さん。

 リンゼイさんは今回のワクチン接種について「他のワクチン接種の際と何らの違いも感じなかった」と明かし、「素晴らしい気分。ほっとした」と語った。

 さらに「私たちの歴史の中の、非常に苦しい時期の終わりの始まりになりますように」と述べた。

 ドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領は、「最初の(コロナ)ワクチンが接種された。おめでとう米国! おめでとう世界!」とツイッター(Twitter)に投稿した。(c)AFP