【12月31日 AFP】香港国家安全維持法(国安法)が施行されてから30日で半年を迎えた。6月30日に香港に対する支配を大幅に強める同法を施行した中国政府は、香港での国家安全保障をめぐる「非常に重大な」犯罪の管轄権を持つようになった。

 同法はまた、中国政府が香港に国家安全維持機関を設立する権限を付与。この機関の職員は、香港の法律に拘束されることなく任務を遂行できる。

 一連の新たな権限は中国と香港の関係を根底からつくり変え、香港の独立した司法と、共産党が統制する本土の裁判所との間にあった法的な防壁を打ち破るものとなった。

 同法が施行されて以降、反体制派に対する締め付けを時系列でまとめた。