【12月2日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間1日午後8時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は146万8873人に増加した。

【図解】新型コロナ ワクチン開発状況(2020年11月9日時点)

 中国で昨年12月末に新型ウイルスが最初に発生して以降、これまでに世界で少なくとも6322万7470人の感染が確認され、少なくとも4025万5800人が回復した。

 この統計は、各地のAFP支局が各国当局から収集したデータと世界保健機関(WHO)からの情報に基づいたもので、実際の感染者はこれよりも多いとみられる。多くの国では、症状がある人や重症患者にのみ検査を実施している。

 30日には世界全体で新たに7871人の死亡と49万401人の新規感染が発表された。死者の増加幅が最も大きいのは米国の1057人。次いでイタリア(672人)、ロシア(569人)となっている。

 最も被害が大きい米国では、これまでに26万8103人が死亡、1354万5792人が感染し、少なくとも514万6319人が回復した。

 次いで被害が大きい国はブラジルで、死者数は17万3120人、感染者数は633万5878人。以降はインド(死者13万7621人、感染者946万2809人)、メキシコ(死者10万5940人、感染者111万3543人)、英国(死者5万8448人、感染者162万9657人)となっている。

 人口10万人当たりの死者数が最も多いのはベルギーの144人。次いでペルー(109人)、スペイン(96人)、イタリア(92人)となっている。

 香港とマカオ(Macau)を除く中国本土で発表された死者数は4634人、感染者数は8万6542人、回復者数は8万1631人。

 地域別の死者数は、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が44万7909人(感染1301万8511人)、欧州が41万3774人(感染1832万3905人)、米国・カナダが28万177人(感染1391万9502人)、アジアが19万5055人(感染1241万1246人)、中東が7万8983人(感染334万8575人)、アフリカが5万2033人(感染217万5413人)、オセアニアが942人(感染3万324人)となっている。

 各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。(c)AFP