【11月5日 AFP】男子テニス、パリ・マスターズ(Rolex Paris Masters 2020)は4日、シングルス2回戦が行われ、大会第4シードのアレクサンダー・ズベレフ(Alexander Zverev、ドイツ)は6-2、6-2でミオミル・ケツマノビッチ(Miomir Kecmanovic、セルビア)を下して3回戦に進んだ。ズベレフは試合後、自身から暴行を受けたとする元恋人の告発は「事実ではない」とコメントした。

 世界ランク7位のズベレフは昨年の全米オープンテニス(US Open Tennis Championships 2019)に出場していた際、当時の交際相手だったオルガ・シャリポワ(Olga Sharypova)さんの首を絞めようとしたと訴えられたが、先週自身のSNSでこの話は「根も葉もない」ものであり「とても悲しい」と主張していた。

 そしてこの日の試合後、「自分のインスタグラム(Instagram)で語り尽くしている。現時点で他に付け加えられることは何もない」と話した。

「僕はここにいる。テニスをするためにここにいる。すでに言ったように関係はずっと前に終わった」「今はコートでの時間を楽しんでいる。何もかも話した。それらの話は事実ではないし、現時点でそれ以上言えることはない」

 決勝でドミニク・ティエム(Dominic Thiem、オーストリア)に敗れたものの、今年の全米オープンで四大大会(グランドスラム)で初めてファイナリストになったズベレフは、母国ドイツ・ケルン(Cologne)で2週連続の優勝を飾るなど好調を維持している。3回戦では、同日に西岡良仁(Yoshihito Nishioka)を破ったアドリアン・マナリノ(Adrian Mannarino、フランス)と戦う。(c)AFP