【12月13日 AFP】トルコのレジェップ・タイップ・エルドアン大統領は12日、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領との会談で、ウクライナ紛争において、港湾施設やエネルギー施設への攻撃に関する「限定的な停戦」を呼びかけた。

トルクメニスタンでの対面会談でエルドアン氏は、プーチン氏に対して戦争終結への努力は価値があるとした上で、「特にエネルギー施設や港を対象とした限定的停戦の実施は有益となり得る」と述べたと、トルコ大統領府が発表した。

この発言を前に、黒海ではロシア関連のタンカーに対する複数の攻撃が発生しており、一部はウクライナ側が主張する無人機によるものだった。

これが激しい批判を招き、トルコ政府はロシアとウクライナ双方の大使を呼び出し、攻撃が「憂慮すべきエスカレーション」に当たると警告した。(c)AFP