暴行容疑で逮捕のギグス監督、11月の代表戦は指揮せず
発信地:ロンドン/英国
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【11月4日 AFP】恋人への暴行容疑で逮捕されたサッカーウェールズ代表のライアン・ギグス(Ryan Giggs)監督が、11月の代表戦3試合の指揮を執らないことが決まった。ウェールズサッカー協会(FAW)が3日、発表した。
ギグス監督はすでに保釈されており、弁護人によれば「全ての容疑」を否認して警察に協力しているという。しかし12日の米国との親善試合、またアイルランド、フィンランドとのUEFAネーションズリーグ(UEFA Nations League 2020-21)の試合は指揮しないことになった。
FAWは「ライアン・ギグスと双方合意の上で、来る代表合宿には関わらないことが決まった」「両者共通で最も重要と考えているのは、来る代表戦に向けたチームの準備であり、次の3試合はコーチのロバート・ページ(Robert Page)が指揮する」と発表した。
ギグス監督は、イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)でリーグ優勝13回、欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League)制覇2回などの輝かしい実績を残した後に引退し、2018年にウェールズ代表の監督に就任した。選手としては、代表戦64試合に出場している。(c)AFP