【12月23日 AFP】ドナルド・トランプ米大統領は22日、「トランプ級」と自身の名を冠した新たな重武装の戦艦建造計画について発表した。

トランプ氏は、最初に2隻のトランプ級艦艇が建造されるとし、「極めて高い攻撃力を持つ、米国の歴史上最大級の一つとなる」と述べた。艦艇数は今後、大幅に増える可能性もある。

トランプ氏はフロリダ州の自邸マーアーラゴで、ピート・ヘグセス国防長官、マルコ・ルビオ国務長官、海軍のジョン・フェラン長官と共に発表に臨んだ。

新たな艦艇について、中国を念頭に置いたものかと記者から問われるた際には、「これは誰にでも対抗できるものだ。中国とは非常に良好な関係を築いている」と述べ、具体的な言及を避けた。

海軍艦の数で米国は中国に大きく遅れを取っている。今年初めに議会に提出された報告書では、軍関係者やその他の観察者が中国の造船能力に懸念を抱いていることが指摘されている。

艦艇についてトランプ氏は、排水量3万~4万トンで、開発中のレーザー兵器や極超音速ミサイルなどを装備する予定だと説明。さらに、核弾頭を搭載した海上発射型巡航ミサイルを運ぶこともできるとした。

トランプ級戦艦は、既存の米駆逐艦や巡洋艦よりも大型になるが、示された排水量は、1990年代に退役したアイオワ級の最後の米戦艦よりもやや小さい。

トランプ氏は「米国を主要な造船大国として復活させる」とし、「米国が世界で最も強力な艦隊を持ち、今後も米国の戦艦がその先頭を切ることを保証する」と述べた。(c)AFP/Andrew CABALLERO-REYNOLDS