中国の研究チーム、新型コロナの移動式検査車両を開発
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【10月25日 Xinhua News】中国の清華大学(Tsinghua University)と北京博奥晶典生物技術の研究チームが、「新型コロナウイルス移動実験室」と呼ばれる移動検査車両を開発した。その場で核酸サンプルが分析できるため、45分以内で結果が判明し、従来の作業時間を大幅に短縮する。
移動検査車両は、1日当たり500~2千人の検査が可能で、人員はスタッフ2人と運転手1人で済む。
北京博奥晶典生物技術のスタッフで実験室プロジェクトに関わった潘良斌(Pan Liangbin)氏は「1人が採取ロボットを操作し、もう1人が不活化サンプルを検出チップに加えてコンピューター上で結果を見る」と説明。同社のスタッフは、わずか2時間の研修でこれらの作業工程を習得したと述べた。(c)Xinhua News/AFPBB News