【10月9日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間8日午後8時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は105万7084人に増加した。

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 中国で昨年12月末に新型ウイルスが最初に発生して以降、これまでに196の国・地域で少なくとも3624万6220人の感染が確認され、少なくとも2510万100人が回復した。

 この統計は、各地のAFP支局が各国当局から収集したデータと世界保健機関(WHO)からの情報に基づいたもので、実際の感染者はこれよりも多いとみられる。多くの国では、症状がある人や重症患者にのみ検査を実施している。

 7日には世界全体で新たに5815人の死亡と33万4225人の新規感染が発表された。死者の増加幅が最も大きいのはインドの971人。次いで米国(910人)、ブラジル(734人)となっている。

 最も被害が大きい米国では、これまでに21万1844人が死亡、755万1257人が感染し、少なくとも299万9895人が回復した。

 次いで被害が大きい国はブラジルで、死者数は14万8228人、感染者数は500万694人。以降はインド(死者10万5526人、感染者683万5655人)、メキシコ(死者8万2726人、感染者79万9188人)、英国(死者4万2515人、感染者54万4275人)となっている。

 人口10万人当たりの死者数が最も多いのはペルーの100人。次いでベルギー(87人)、ボリビア(70人)、ブラジル(70人)、スペイン(70人)となっている。

 香港とマカオ(Macau)を除く中国本土で発表された死者数は4634人、感染者数は8万5500人、回復者数は8万666人。

 地域別の死者数は、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が36万2199人(感染986万3711人)、欧州が23万8573人(感染609万1470人)、米国・カナダが22万1382人(感染772万4063人)、アジアが14万8209人(感染885万6012人)、中東が4万8631人(感染213万6673人)、アフリカが3万7100人(感染154万2067人)、オセアニアが990人(感染3万2232人)となっている。

 各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。(c)AFP