【10月6日 AFP】ツイッター(Twitter)によるドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領の死を願うツイートの削除に対し、万人に同じポリシーを適用すべきだとの非難の声が上がっている。

 トランプ氏が2日に新型コロナウイルス感染症(COVID-19)で入院したことを受けて、ツイッターは、「誰かの死や重傷、死に至る病を願ったり望んだりするツイートは許されない。削除する必要がある」と投稿。

 これに対し、ツイッターはこのポリシーを一貫して適用していないと主張する人々の投稿が相次いだ。

 民主党左派でニューヨーク州選出のアレクサンドリア・オカシオコルテス(Alexandria Ocasio-Cortez)下院議員はツイッターの投稿をリツイートし、「つまり、しようと思えばいつでもこれ(死を願うツイートなどの削除)をやれたということ?」と述べた。オカシオコルテス氏はこれまで、ソーシャルメディア上で保守派の共和党員に執拗(しつよう)に狙われ、毒を吐かれてきた。

 同じく民主党のラシダ・タリーブ(Rashida Tlaib)下院議員も、「これはひどい。私たちに対する殺害予告も、もっと重要視すべきだ」と述べた。

 ツイッターはこうしたコメントを受けて、公平性により配慮すると約束した。(c)AFP