【9月29日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間28日午後8時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は100万2036人に増加した。

【図解】新型コロナ、重症患者治療における進歩と期待

 中国で昨年12月末に新型ウイルスが最初に発生して以降、これまでに196の国・地域で少なくとも3316万2930人の感染が確認され、少なくとも2275万2300人が回復した。

 この統計は、各地のAFP支局が各国当局から収集したデータと世界保健機関(WHO)からの情報に基づいたもので、実際の感染者はこれよりも多いとみられる。多くの国では、症状がある人や重症患者にのみ検査を実施している。

 27日には世界全体で新たに3696人の死亡と25万1452人の新規感染が発表された。死者の増加幅が最も大きいのはインドの1039人。次いでブラジル(335人)、米国(257人)となっている。

 最も被害が大きい米国では、これまでに20万4762人が死亡、711万6456人が感染し、少なくとも276万6280人が回復した。

 次いで被害が大きい国はブラジルで、死者数は14万1741人、感染者数は473万2309人。以降はインド(死者9万5542人、感染者607万4702人)、メキシコ(死者7万6430人、感染者73万317人)、英国(死者4万1988人、感染者43万4969人)となっている。

 人口10万人当たりの死者数が最も多いのはペルーの98人。次いでベルギー(86人)、ボリビア(67人)、スペイン(67人)、ブラジル(67人)となっている。

 香港とマカオ(Macau)を除く中国本土で発表された死者数は4634人、感染者数は8万5372人、回復者数は8万553人。

 地域別の死者数は、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が34万1616人(感染921万942人)、欧州が23万135人(感染529万3625人)、米国・カナダが21万4069人(感染726万9515人)、アジアが13万5485人(感染795万8712人)、中東が4万4619人(感染193万6520人)、アフリカが3万5158人(感染146万2110人)、オセアニアが954人(感染3万1512人)となっている。

 各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。(c)AFP