【8月24日 AFP】テニス、ウェスタン&サザンオープン(Western & Southern Open 2020)は23日、女子シングルス2回戦が行われ、大会第1シードのカロリーナ・プリスコバ(Karolina Pliskova、チェコ)と第2シードのソフィア・ケニン(Sofia Kenin、米国)がそろって初戦敗退を喫した。

 世界ランキング3位のプリスコバはベロニカ・クデルメトワ(Veronika Kudermetova、ロシア)に5-7、4-6、全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2020)覇者のケニンは1-6、6-7(7-9)でアリーゼ・コルネ(Alize Cornet、フランス)にそれぞれ敗れた。今大会、上位8シードは1回戦を免除されている。

 2016年の全米オープンテニス(US Open Tennis Championships 2016)準優勝者のプリスコバは、第1セットを4-1でリードしていた時は完全に主導権を握っていたかに思われたが、そこから逆転されてこのセットを落とすと、第2セットも最後は3ゲームを連続で奪われて番狂わせを許した。

 11本のエースを放ちながら、13本のブレークポイントを握られたプリスコバは、今大会と同じニューヨークのビリー・ジーン・キング・ナショナル・テニスセンター(USTA Billie Jean King National Tennis Center)で31日から始まる全米オープンまでに立て直さなくてはならない。

 一方、世界4位のケニンは、コルネに2年ぶりとなるトップ5からの勝利を献上した。

 6-1、5-2とリードしてから2本のマッチポイントをふいにしながらも、最後はタイブレークを制して番狂わせを演じたコルネは、「なぜか少し手を緩めてしまった。それでかなり緊張してしまったから、このような形でセットを取れるとは思わなかった」「タイブレークではとにかく一球一球最高のショットを祈っていた」と語った。(c)AFP