【7月26日 Xinhua News】中国チベット自治区(Tibet Autonomous Region)山南市チョンギェー県の久河村は、チベット族の伝統舞踊「久河卓舞」の発祥地として知られる。「久河卓舞」は古くから地元の人々に幸運を祈る踊りとして親しまれてきた。同自治区では「腰鼓(ヤオグー)」踊りとも呼ばれ、1300年以上の歴史を持つ。2014年に第4次国家級無形文化遺産リストに登録された。  

 同村に住む「久河卓舞」の伝承者、尼瑪(ニマ)さんは、9歳の頃から60年以上にわたってこの踊りに励んできた。今では尼瑪さんが結成した「卓舞」チームの若手メンバーが、各地のイベントなどで踊りを披露している。(c)Xinhua News/AFPBB News