【7月18日 CNS】中国民用航空局運輸局の靳軍号(Jin Junhao)氏は10日、第2四半期の航空業界の損失は342.5億元(約5200億円)だったと発表した。第1四半期と比べると損失額は38.5億元(約590億円)減少しており、「今後は総合的な政策措置で航空業界を支援し、市場を活性化させたい」と話した。

 新型コロナウイルス感染症により航空業界が大打撃を受けた2月は246億元(約3761億円)もの損失があり、月間ワーストを記録した。国内の感染症が収まり経済活動が再開すると、航空市場の需要も徐々に回復し、損失も減少傾向にある。6月の損失は76.2億元(約1165億円)で、2月の3分の1以下に減った。各航空会社と各空港の損失額は減少し、中国民航信息(TravelSky Technology)、中国航空油料集団(China National Aviation Fuel Group)、中国航空器材集団(China Aviation Supplies )の3社の6月の利益は先月より20.6億元(約315億円)増加した。

 民航局は今年前期、航空産業の安定成長を促進する16の支援策を実施し、経営難に陥る企業救済のため財政、産業、物流などの8つの支援策を策定した。具体的には空港運営を支援する「民航発展基金」からの財政補助や、航路や航空ダイヤの審査手続きの簡略化、輸送能力に関する審査の簡略化、ハブ空港における税関の対応能力強化などを打ち出し、航空業界の損失を減らしてきた。

 民航局は今後、「16+8」の政策をさらに推進すると共に、航空業界の総合支援策を拡大し、市場を活性化させる狙いだ。(c)CNS/JCM/AFPBB News