【6月19日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間19日午前4時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は45万386人に増加した。

【図解】新型コロナウイルスはどのように伝染するのか

 中国で昨年12月末に新型ウイルスが最初に発生して以降、これまでに196の国・地域で計841万400人余りの感染が確認され、少なくとも386万6200人が回復した。

 この統計は、各地のAFP支局が各国当局から収集したデータと世界保健機関(WHO)からの情報に基づいたもので、実際の感染者はこれよりも多いとみられる。多くの国では、症状がある人や重症患者にのみ検査を実施している。

 18日午前4時以降、新たに5087人の死亡と13万9699人の新規感染が発表された。死者の増加幅が最も大きいのはブラジルの1269人。次いでメキシコ(770人)、米国(767人)となっている。

 最も被害が大きい米国では、これまでに11万8057人が死亡、217万3804人が感染し、少なくとも59万2191人が回復した。

 次いで被害が大きい国はブラジルで、死者数は4万6510人、感染者数は95万5377人。以降は英国(死者4万2288人、感染者30万469人)、イタリア(死者3万4514人、感染者23万8159人)、フランス(死者2万9603人、感染者19万5142人)となっている。

 人口10万人当たりの死者数が最も多いのはベルギーの84人。次いで英国(62人)、スペイン(58人)、イタリア(57人)、スウェーデン(50人)となっている。

 香港とマカオ(Macau)を除く中国本土で発表された死者数は4634人、感染者数は8万3293人、回復者数は7万8394人。

 地域別の死者数は、欧州が19万185人(感染247万1745人)、米国・カナダが12万6405人(感染227万3952人)、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が8万6723人(感染184万488人)、アジアが2万6990人(感染93万8635人)、中東が1万2730人(感染60万6444人)、アフリカが7222人(感染27万355人)、オセアニアが131人(感染8784人)となっている。

 各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。(c)AFP