【5月4日 AFP】男子テニス界の異端児ニック・キリオス(Nick Kyrgios、オーストラリア)が3日、コート上で因縁のあるラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)をインスタグラム(Instagram)での気楽なライブチャットに誘った。

 新型コロナウイルスの影響でテニスシーズンが少なくとも7月13日になるまで中断している中で、最近は多くの選手がSNSを使って会話をしている。

 そして、英BBCが特に見てみたい組み合わせを提案すると、キリオスはすぐさまこれに反応。「ラファ、一緒にインスタライブをやろう。こっちはその気がある。ラファエル・ナダル、やろうぜ」と書き込んだ。

 両選手は険悪な仲で知られ、2019年のメキシコ・オープン(Abierto Mexicano TELCEL Presentado Por HSBC 2019)で対戦した際、ナダルが「敬意に欠けている」とキリオスに不快感を示すと、キリオスもインタビューで、ナダルは「めちゃくちゃぷりぷりしている」と軽蔑的な発言を返すなどしていた。

 その後のウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2019)では、勝利したナダルがボディーショットを狙ったように見えたキリオスに怒る場面もあった。(c)AFP