【4月11日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間11日午前4時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は10万859人となっている。

【図解】新型コロナウイルスはどのように伝染するのか

 中国で昨年12月末に新型ウイルスが最初に発生して以降、これまでに193の国・地域で計166万4110人余りの感染が確認され、少なくとも33万5900人が回復した。

 この統計は、各地のAFP支局が各国当局から収集したデータと世界保健機関(WHO)からの情報に基づいたもので、実際の感染者はこれよりも多いとみられる。多くの国では、症状が特に重い患者にのみ検査を実施している。

 2月に国内初の死者が出たイタリアでの死者数は世界最多の1万8849人、感染者は14万7577人。

 死者数が世界で2番目に多い国は米国で、1万8002人が死亡。同国の感染者数は世界最多の48万6490人となっている。

 スペインの死者数は1万5843人、感染者数は15万7022人。フランスの死者数は1万3197人、感染者数は12万4869人。英国の死者数は8958人、感染者数は7万3758人。

 香港とマカオ(Macau)を除く中国本土では3336人の死亡と8万1907人の感染が発表され、うち7万7455人が回復したとされている。

 日本時間10日午前4時以降に初の死者が出た国は南スーダン、初の感染者が確認された国はイエメン。

 地域別の死者数は、欧州が7万270人(感染85万7822人)、米国・カナダが1万8581人(感染50万8536人)、アジアが4621人(感染13万1293人)、中東が4503人(感染9万2743人)、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が2131人(感染5万3632人)、アフリカが691人(感染1万2699人)、オセアニアが62人(感染7386人)となっている。(c)AFP