【3月18日 AFP】米フェイスブック(Facebook)は17日、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的な大流行)により経済的影響を受ける小規模企業を支援するため、30か国の企業に1億ドル(約108億円)の支援金を提供すると述べた。

 フェイスブックの発表によると、支援金は最大3万社に対して現金と広告クレジットの形で提供される。同社はまた、新型ウイルス感染症(COVID-19)に関連する偽情報の検証を行う国際ファクトチェックネットワーク(IFCN)加盟パートナーに対し、計100万ドル(約1億円)の支援を行うことにも同意した。

 フェイスブックはこれに先立つ16日夜、グーグル(Google)、ツイッター(Twitter)、マイクロソフト(Microsoft)、レディット(Reddit)と、グーグル傘下のユーチューブ(YouTube)、マイクロソフト傘下のリンクトイン(LinkedIn)の米IT大手各社と共同で、ウイルスに関する偽情報の根絶に向けた取り組みを発表していた。

 各社は共同声明で「われわれは多数の人々がつながった状態を維持する支援をすると同時に、ウイルスに関する詐欺や誤情報と共同で闘い、プラットフォーム上では信頼できるコンテンツを優先し、各国の政府保健機関と協力して重大な最新情報を共有している」と述べている。(c)AFP