【3月12日 AFP】ラグビーシックスネーションズ(Six Nations Rugby 2020)の規律委員会は11日、スコットランド戦で相手選手を殴って退場処分になったフランスのPRモハメド・アウアス(Mohamed Haouas)に対し、3週間の出場停止処分を下したと発表した。

 アウアスは8日に敵地で行われたスコットランド戦の36分、FLジェイミー・リッチー(Jamie Ritchie)にパンチを見舞うと、テレビジョンマッチオフィシャル(TMO)がプレーを見直した結果、レッドカードが提示された。

 アウアスが退場になるまで7-6でリードしていたフランスは、最終的に17-28で敗れ、グランドスラム(全勝優勝)の夢がついえることになった。

 主催者は発表文の中で、アウアスは「レッドカードに相当するファウルを犯したことを認めた」と記した。スコットランド戦がわずか代表4キャップ目だったアウアスは、4月14日からプレー可能になる。

 フランスは14日、ホームにアイルランドを迎える予定だったが、この最終戦は新型コロナウイルスの感染拡大に伴い延期となっており、代替日は未定となっている。(c)AFP